育児も仕事も全力でこなすパパ。気づけば「寝不足が当たり前」になっていませんか?
ただの疲れなら我慢できますが、睡眠不足は 男性ホルモン=テストステロンの低下 を招き、体力・気力・集中力までも奪ってしまいます。
実際、とある研究では、1週間の睡眠を5時間に制限しただけで、若年男性のテストステロン値が10〜15%低下したと報告されています。これは加齢による自然な低下の数年分に相当するほどのインパクトです。
この記事では、パパが 7時間の快眠を確保してテストステロンを守るための投資術 をご紹介します。
睡眠不足のリスク
① テストステロンの減少
テストステロンは、筋肉・骨の健康、集中力やモチベーション、さらには父性行動にも関わる重要なホルモン。
5〜6時間の睡眠しか取れない日々が続くと、分泌が減り「疲れが抜けない」「イライラしやすい」「やる気が出ない」といった不調が現れます。
② 免疫力の低下
米国の調査では、7時間未満の睡眠が続く人は風邪にかかるリスクが3倍高いとされています。家庭内で風邪を持ち込むと、妻や子どもにも迷惑がかかります。
③ メンタルへの影響
寝不足は自律神経を乱し、ストレスホルモン(コルチゾール)が増加。
結果として「朝から気分が晴れない」「小さなことで子どもにイラっとしてしまう」など、家族関係にも影響しかねません。
7時間睡眠が理想とされる理由
- 深いノンレム睡眠(夜前半)で 成長ホルモンが分泌 → 筋肉・骨を修復
- レム睡眠(夜後半)で 記憶整理と感情の安定化
- テストステロンは深夜0〜3時に分泌がピークに → この時間に深い眠りを得ることが大切
つまり「7時間眠ることで、肉体と精神の両面をフルチャージできる」わけです。
睡眠環境の改善方法案
光のコントロール
- 遮光カーテンやアイマスクで「真っ暗な環境」を確保
- 寝る1時間前からは間接照明や暖色系のライトでリラックス
温度・湿度の調整
- 快眠の理想温度:18〜22℃
- 理想湿度:50〜60%
- エアコンや加湿器で調整すると深い睡眠に入りやすい
騒音対策
- 子どもの物音や外の車の音が気になる場合は「ホワイトノイズマシン」や耳栓も選択肢に
寝具の見直し
- 枕は首の自然なカーブを支える高さに
- マットレスは「腰を支える硬さ+肩・お尻を受け止める柔らかさ」のバランスが理想
快眠グッズに関して過去の記事を参考に👇
ヨガ呼吸法の取り入れ
パパにおすすめなのが「4-7-8呼吸法」。
米国の医師アンドルー・ワイルが提唱し、“自然の睡眠薬”とも呼ばれています。
- 息を 4秒かけて鼻から吸う
- 息を 7秒止める
- ゆっくり 8秒かけて口から吐く
副交感神経が優位になり、心拍が落ち着き、自然と眠気が訪れます。寝る前に3セット行うだけで効果的です。
さらに余裕があれば、シャバーサナ(屍のポーズ)や仰向けツイストを組み合わせると、体の緊張も和らぎます。
その他の対策法
食事と睡眠の関係
- 睡眠ホルモン「メラトニン」の材料は、アミノ酸の一種「トリプトファン」
- バナナ・豆乳・ナッツ・鶏むね肉はおすすめ食材
- 寝る前の重い食事や脂っこい食事は避ける
カフェイン・アルコール
- コーヒーは午後3時以降控える
- アルコールは「眠れるが眠りを浅くする」ので逆効果
就寝ルーティンを固定する
- 毎日同じ時間に寝る・起きる
- 「入浴 → ストレッチ → 呼吸法 → ベッド」の流れを習慣化すると体が自然に眠りモードに
実体験:5時間から7時間に変えてみたら
私自身も以前は、夜中に仕事やスマホをして睡眠は5時間程度。
翌朝はいつも頭が重く、子どもの「パパ遊ぼう!」に笑顔で返せないことがありました。
そこで意識的に「7時間睡眠」を確保するようにシフト。
- 朝の目覚めがスッキリ
- 仕事中の集中力が増す
- 子どもと遊んでも疲れにくい
「快眠=家族との時間を楽しむための最大の投資」だと実感しました。
まとめ
- 睡眠不足はテストステロンを下げ、体力・メンタル・家庭生活に悪影響
- 7時間の快眠は、パパにとって 最高の健康投資
- 寝室環境の整備、呼吸法、ルーティン化で実現可能
今日からできることは、たった一つ。
👉 「寝る時間を30分だけ早める」こと。
その積み重ねが、仕事も家庭も全力で楽しめるパパを作ります。
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